就活についての断想#2 エントリーが始まる!

雑談

この記事は私が就活に対するやる気をひねり出すために、就活について考えていることを書き出す記事である。

思いついたままに短文を書き連ねていくので、twitter感覚で読んでもらえると嬉しい。

突然やってくるメールが怖い

6月1日、北大祭の準備で精神を摩耗しているタイミングで、大量にエントリー依頼のメールがやってきた。その瞬間、自分は大学三年生であること、就活が差し迫った問題として表れていることを知った。6月1日を境にして、gmailの量が平均2~3件/日から20~30件/日になるの怖すぎる。

北大祭が終わった後、企画運営で死に体になった体を引きずりながら、ひたすら企業から来たメールをエントリーする「打ち返し」の作業を行った。力の抜き方がわからず、とりあえず気になった企業にひたすらエントリーをしていたら、丸一日使ってしまった。

マイページをひたすらに登録した。企業側に個人情報のすべてを記入しなければならないのこわいなあ。

外資のコンサルとかを狙っている人、早期のインターンをやっている人っていうのはもっと前から、日に20件以上のメールの来るこの生活をしていたのかと思うと、「すごい」という小学生並の感想が浮かんだ。

とりあえずエントリー、エントリー、エントリー

私は6月初め就活における力の抜き方を把握しておらず、気になる企業を片っ端からエントリーした。

家族やサークルの人からおもろそうな企業を募集した。業界を絞らずいろいろとエントリーした。

しかし、沢山エントリーしたところで何かが進んだわけではない、やみくもにエントリーした結果、企業側からやって来るメールを打ち返すのに多大な時間を浪費してしまった。

結局、自分のやりたいことをやっている企業にできるだけフォーカスしてESを書いたり、説明会に出ればいいということを知ったのは6月の終わりごろであった。

きっかけは友人の一言だった。

色々な企業から来ている採用情報を確認し、やみくもにエントリーを繰り返す私を見て、遊びにやってきていた友人に「それ、やってて楽しい?」と言われて私は我に返った。

全然楽しくない。youtubeで米津玄師の感電MADを見ていた方が100倍楽しい。何をしていたんだ私は。

とりあえず、今登録している企業のイベントに絞って参加しようと決めた。

でも、いろんな会社にエントリーしたおかげで、初めに視野を絞っていれば確実に知らなかった企業で、興味のある企業にもエントリーすることができた。それはそれでよかったのかもしれない。

就活は大学受験

毎日、企業からメールが届く。企業の採用担当の方は大変である。

その企業メールと並行して、就活サイトへの登録や合同企業説明会の申し込みを促す案内メールもまた頻繁にやってくる。

その際、イベントへの参加を煽るメールの文言に私は違和感を感じた。

「今からではもう遅い!?自己分析」「サマーインターンに参加して他の25卒に差をつけろ!」「優秀な先輩はみんなやっていた!GD対策の方法」などなど…

この違和感はなんだろう、なんでこの文言に既視感を感じているのだろうと悩んだ私は、ある日これらのアオリが大学受験のそれと相違ないということに気づく。

つまり

「今からではもう遅い!?自己分析」は「今からではもう遅い!?共通テスト対策」だし、「サマーインターンに参加して他の25卒に差をつけろ!」は「特別夏期講習に参加して他の受験生に差をつけろ!」だし「優秀な先輩はみんなやっていた!GD対策の方法」は「優秀な先輩はみんなやっていた!記述問題対策の方法」に差し替えられる。

なんてことだ。また大学受験のようなレースに参加しないといけないのか、それが就活なのか…。

レースに加担する企業

私が就活をはじめて一番びっくりだったのが、企業側が積極的に介入して、学生たちの採用レースに加担していることであった。

自己分析や業界分析、ESの添削など、そういう方法論を企業側が開示しており、更にはどういう風に対策をしたらさえも教える構造になっている就活が私は面白いと思った。

結局対面で体験しないとわからない

オンラインで開催されているいろんな企業の企業説明会に行ってみて、けど結局、実際に現場で業務に携わる機会がないと、何とも言えないよなあと思った。

企業説明会もマニュアル化されているのか、企業を説明する上で繰り返し使われる常套句とかがあったりしてあんまり伝わってこない。

その企業ならではの取り組みを真に理解するためには、結局現地でインターンなり人と会うなりかをするしかない。問題は、私自身がそれに達するまでに選考を突破できるかなのだろうけど…。

履歴書を持っていけばすぐに働ける、アルバイトみたいな感じで仕事を体験できたら楽なんですけどね..。企業側も暇じゃない。

企業のサービスだけを見ない方がいい

人材企業の説明会にて、「企業のサービスだけを見て企業を決めない方がいい」という話を聞いて、なるほどなと思った。

企業が自分にとってどんなに魅力的なサービスを打ち出していたとしても、自信に関わってくるのは、「サービス」ではなく「日々の業務」だから、業務内容の方をちゃんと見た方がいいって人材企業の人が言っていた。

映画が楽しすぎて就活どころではない

私は映画がとても好きで、その映画好きが就活に影響を及ぼしている。

6月中旬、ちょっとずつ企業から来るメールを見るのに慣れてくるようになると、映画関連の予定(撮影/上映会/ロケハン/練習)で就活の予定をうっちゃることが増えた、マズい。

上映会の手伝いに行くためにマイナビの合同説明会に行かず、映画の殺陣の練習をするために旅行会社の仕事体験を事前にキャンセルしたりしている。そういったものが何件かある。夏休みは映画を二本とる予定である。今後が心配だ。

怖い!早い!GD

先日、初めてGD(グループディスカッション)に参加した。結論から言うと落ちた。

zoomを開く前の私は「みんなで何話すんだろう、自己紹介の時に好きな映画の話とかできるかなあ」とか呑気に考えていた。私はアホであった。蓋を開けてみればそんな時間の余裕はなかった。

周りの人がマニュアル化されている流れに沿って、議論を展開してるのを眺める事しかできなかった。なんだそれ、ちゃんと対策してるのすごい。書記の人は既にフォーマットを決めていたし、タイムキーパーの人が突然現れたりして、まあつまり、役割分担が早かった。君のいない世界のスピードくらい早かった。(BLEACH)。圧倒された。

私も対策をしなければならないなと思った。

必要性が生まれてから、初めて私はスキルを身に着けようとする性格だった。とりあえず、あと2、3回場数を踏もう。

院進…?

私は院進か、就職か、進路で悩んでいる。未だに悩んでいる。さらに、その進路にいつ見切りを付けたらよいのか、わからないままでいる。

私のおばあちゃんはなぜか私が院に行くものだと思っていて、この前「院に進むときのお金は心配しないで!」との連絡がきた。ありがたい限りなのだが、なぜ私は就職しないものだと思われているのだろうか。なぜだおばあちゃん。そういう風に私は見えるのか。

まとめ

前回の記事で、私は就活が始まることのアレルギー反応からいろんな愚痴を吐いていたが、いざ就活が始まると「そうも言ってられないな」という気持ちが生まれてくる。

今後夏インターンに参加して、企業の業務に関わることで、考えも変わってくるだろう。(というか私はまず夏インターンに行けるのか…?)

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