13種類!?文系北大生のバイト遍歴

雑談

こんにちは、文系北大生の各駅停車です。

皆さんはアルバイトしていますか?

僕は「学生のうちにいろんな仕事を知りたい!」という欲望の元、長期・短期・単発問わず様々なアルバイトをやっています。今回はそんなアルバイターの僕が、今までのアルバイト経験について話したいと思います。アルバイトを探している方は参考にしてみてください。

また、アルバイトの内容について詳細に語ると、おそらく何らかの規定に抵触するため、そのアルバイトを経験した僕の感想だけをやんわりと書いていくことにします。

(これ書いちゃまずいだろ…みたいなのあったらtwitterのDMなんかでそっと教えてください。)

・ゴミ収集

1年の夏休み、僕が初めてやったアルバイトです。

ゴミ収集車に乗って街を回り、ゴミステーションからゴミを集めるという作業をただ繰り返すだけのアルバイトだったので、気軽に働くことができました。

また、ゴミ収集の開始時間は早いので、強制的に早起きするきっかけになるし、ゴミ収集の間は終日体を動かすので、アルバイトをやっている間は健康的な生活を過ごすことができるのがよかったです。

僕がゴミ収集をやって面白いなと思ったのは、「酒のゴミが出やすいマンション」と「そうでないマンション」ははっきりと分かれているんだということ。スーパードライの350ml缶、ストゼロ、日本酒などが大量に出るマンションがある一方で、お茶や清涼飲料水しかでないマンションというものあって、その差はどこから生まれるのか…と考えたりしました。

あと、ゴミ収集では街中をめぐるので、1年生だった僕は札幌の街の地理をそこで知ることになりました。東区広すぎだろ…

良いところ

・すぐに仕事に慣れることができる

・生活リズムが健康的になる

残念なところ

・基本終日勤務

・拘束時間に対して給料の割が良くない。

・ゴミの匂いが割と強い

・ゴミ収集車の運転手の喫煙率がほぼ100%なので、一日仕事すると服がたばこ臭くなる。

・清掃業

ホテルの客室の清掃をしました。汚くなった部屋を綺麗にするのが楽しすぎて、「将来清掃員として働こうかな…」と思いました。アルバイトはホテルの温泉が無料という神待遇が影響しているのか、働いている人たちが本当にいい人たちしかいなかったのもよかったです。

あと、廃棄になったまんじゅうを箱ごとくれたのが嬉しかった。

よいところ

・ホテルによっては温泉無料の神待遇のところがある

・温泉のおかげで心にゆとりがあるからなのか、働いている人が優しい

残念なところ

・待遇のいいホテルはたいてい市街地から遠い、定山渓とか

・搬入

デパートやお店など、ひたすらモノを運ぶ作業をします。2~3時間で終わるところも多いため、暇な時間にサクッと稼ぐことができます。基本台車とエレベーターを使うので、重いものをそんなに持たずにすみます。シンプルで楽な仕事です。

よいところ

・短時間で終わる

・作業も楽

残念なところ

・登録制のアルバイトサイトから応募する必要があり、働くまでが面倒

・コールセンター

時給が圧倒的に良いコールセンターのアルバイト。バイトに対する待遇もめちゃくちゃよい。僕の働いた職場は2時間早く上がったのにちゃんと給料が出るという神職場でした。

フローチャートを覚えるのはめんどくさいが、慣れればむしろノルマをクリアしていくようで楽しい。

よくコールセンターはクレーマーが怖いというが、アルバイトであればやばそうな客は上司に投げることができるのでその心配はなかったです。

ただ作業の都合上ディスプレイを見続けなければならないため、フルタイムで勤務したときは目が疲れすぎてガンギマリになった。バキバキ瞳孔(バキ瞳)。

よいところ

・時給/待遇がいい

・客と話すのが楽しい

残念なところ

・目が痛い/目が冴える/眠れない

・飲食(居酒屋)

大学1年の雪の降る間、夜家にいるのが暇すぎたので居酒屋のバイトをやっていました。

客数の多い場所だったので常時忙しく、バイトが終わった後は何も考えられないくらいつかれました。

ただその分得たものは多いアルバイトでした。居酒屋バイトの良かったところは大きく分けて2つあります。

第一に、接客の仕方について学べたこと。とっさに敬語が出てくるようになりましたし、お客さんの前で話す経験を積むことができました。

第二に働く人側の目線で飲食店を見ることができるようになったこと。

「お客さんが多い時にはダラダラと居座らない」「食器とゴミは重ねておく」などの、店側がやられると嬉しいことを自分でもやれるようになりました。

職場の人もいい人たちで、割と気に入っていたのですが、時短営業や休業でシフトに入れなくなり、稼げなくなったので辞めました。

よかったところ

・接客の仕方を学べた

・飲食店に入った時、店側の立場になって考えられるようになった。

残念なところ

・クソ疲れる

・店を締める作業までやると終わるの3:00ぐらいになって次の日死ぬ

・割とシフトを入れられる

・カードの登録(クビ)

1年の秋にやったバイトです。

やってきたお客さんに向けてクレジットカードを紹介し、入会の手続きを促すバイトでした。入会の手続きのフローと数種類あるカードごとの特徴を丸暗記する必要があり、かなりきついバイトでした。(その分、時給は良かったのですが…)

僕はこのバイトで初めてバイトをクビになるという経験をしました。僕は同じブースにいた獣医専門学校の女の子と仲良くなってひたすら喋っていたのですが(下心あり)、それが気に障ったのかバイトリーダーのおばさんに嫌われ、そのまま解雇されました。

解雇通知がメールで送られてきたときは「バイトってクビになるんだ…」と衝撃を受け、だいぶ凹みました。でも「あじさい」の塩ラーメンを食べたら元気になった。

よいところ

・時給がいい

・クレカの仕組みを知れて楽しい

残念なところ

・覚えることが多い

・お客さんの個人情報を管理する必要があるため、アルバイトにしては責任が重い

・仲良くなった女性とのlineが秒で絶たれた

・工場(製造業)

部活の同期と「やばい夜勤のバイトがあるらしい」というので行きました。

集合は夜遅く。工場のベルトコンベアから流れてくるものをひたすら処理していくアルバイトで、「こんなものをまだ人にやらせているのか!?」という感想を持ちました。ロボットでええやん….。

休憩もなく、ひたすらベルトコンベアの前に立ち続けていると頭がおかしくなってきます。僕はミスチルの歌を歌うことで気を紛らわせていました。「飲み込んで吐き出すだけの単純作業繰り返す」(『Worlds end』)「僕のした単純作業がこの世界を回り回って」(『彩り』)などの歌詞が、いつもよりも身に沁みます。

つらいのは業務だけではありません。単純作業の繰り返しに飽きた上司たちが、暇つぶしと言わんばかりにアルバイトをいじめてきます。「もっとベルトコンベアの中心に置きなさい!」という、おそらく二度と言われることのない怒られ方をしました。地獄か?ここは。

明け方、工場から出てきた僕たちを綺麗な朝日が照らしました。しかし、僕たちの心は綺麗な風景に感動できない程摩耗していたのです…。

よいところ

・社会の仕組みについて考えることができる

残念なところ

・単純作業に飽きる

・上司がいじめてくる

・綺麗なものを綺麗だと言える心を失う

・イベント設営

よくイベント設営は過酷なアルバイトだと言いますが、その過酷さは作業自体のものというよりも、無為な時間に拘束されることにあると僕は思います。計画通りにサクサク進む現場を引き当てればめちゃくちゃ楽しく体を動かせてお金を貰える神バイトなのですが、段取りの悪い現場を引くと途端に面白くないバイトになります。

段取りの悪い現場の雰囲気は地獄です。次に何をしたらいいかアルバイトも、なんならアルバイトを雇用している現場指揮者も理解していないという状況が頻繁におきますし、n時間単位でなにもすることのない待機時間が生まれたりします。

ひどいものになると、一度設営したものを撤去したり、一度人数を使って置いたものを別の場所に一時的に動かしたりと、効率でいえば確実にマイナスな作業をやらされます。そんなとき、僕の頭の中ではミスチルが「あれ俺何してんだろう 忘れたわからねえ」(「ランニングハイ」)と歌うのです。

あと、現場に関わらず、人間関係が無限にギスギスしてるか、絶対に逆らえないリーダーが圧政をしいているのかのどちらかなのはイベント設営バイト特有のものなんですかね?この前行った現場は後者で、リーダーの彼女が側室みたいな扱いを受けており、全く働いていないのに同じ給料を貰っていました。怒りでサイヤ人になった。

よいところ

・時給のよいところが多い

・いい現場だと楽しく体を動かしているだけで終わる

残念なところ

・不穏な人間関係

・段取りの悪い現場を引くと地獄

・拘束時間が長い

・タイヤ交換

夏用タイヤを冬用のスタットレスタイヤに変える作業をしました。タイヤ、意外と重い。作業自体はそこまできつくなく楽しかったのですが、作業場が外にあったので寒かった…。

よいところ

・いろんな車を見れるから、車好きにはうれしい

残念なところ

・外作業なので寒い

・ゲームセンター

UFOキャッチャーの品出し作業をしました。仕事内容としては、景品を新しく出したり、お客さんに頼まれて位置を調整したりという感じです。仕事をしながらお客さんのお金が溶けていくのを眺め、「UFOキャッチャーってこんなに金を生み出す装置なんだ…」とゲスなことを考えていました。

正直、お客さんが来ないとヒマでした。暇すぎて「今月の目標」とか「部活の練習でやりたいこと」とか「来店したお客さんの収入」とか「『せ』から始まる世界史用語」とかを脳内で考えていました。

よいところ

・UFOキャッチャーの鍵を開けるのが新鮮で楽しい

・流行っているキャラクターとかを知ることができる

残念なところ

・ゲームセンターのブルーライトに目がやられる

・お客さんが来ないと暇

・心理学実験

北大の心理学実験です。内容に守秘義務があるのであんまり語れませんが、空きコマで稼げるので一度やってみるのがおススメです。北大生と喋る時の話のネタにもなります。

よいところ

空きコマで簡単に稼げる、すぐ終わる

残念なところ

ない

・塾講師

トップオブ神バイトその①。

生徒と話すのが楽しい。本当に楽しい。

生徒と話してこんなにいい思いをしているのに、なんで時給が発生しているのかがわからない。数学や英語を教えながら、生徒とワンピース、戦争映画、ジョジョ、札幌のうまい店、クラスの女子、学校行事の話をしています。

他の先生に比べてまじめに授業をやっていないので、正直職場では浮いているのですが、生徒と話すのが無限に楽しいのでOKです。

よいところ

・生徒と話すのが楽しい

・自分が過去に習ったことを学びなおせる

・人に分かりやすく教える能力が培われる(気がする)

残念なところ

・時給はいいけど働ける時間が少ないから、思ったより稼げない

・スーツを着るのと革靴を履くのがちょっとめんどくさい。大学で私服を着ている状態だと直でいけない。

・Webライター業

トップオブ神バイトその②。

文章を書くだけで金が発生するという、文章を書くのが好きな僕にとっては天職すぎるバイト。職場行っても家で書いても同じ時給が発生するその柔軟性がヤバい。なんなら一か月出社しなくてもいい。アルバイトとしての条件が狂ってる。

そして、自分のした仕事の成果が記事のPV数や検索流入数で可視化されるのが気持ちよ過ぎる。googleの検索順位で一位を取ったときなんかまじで脳汁が出てるんじゃないかってくらい興奮した。

自主休講を繰り返し、好きな時間に寝て好きな時間に起きる生活をしているとマジで生活しているうえで自分が何も生み出していないような気持ちになるけど、ちゃんと数値化された結果を見ることができるからライター業をやっていると安心する。

あと職場の人間関係が神過ぎる。僕より5歳以上年上の人たちばっかりなのに、大学生の自分が浮かないようにいろいろ話しかけてくれて本当にありがたい。

取材でいろんな場所に行けるのもたのしいし、記事を書くためにいろいろな知識が身につくのもうれしいし、社長がなにかと食べ物を恵んでくれたりする。

大学生アルバイト募集中らしいので、ウェブライターでお金稼ぎたいと思っている方僕に連絡くれたら紹介します。

よいところ

・文章を書くだけで時給が発生する(!?)

・家でも稼げる

・取材が楽しい

・自分のなした仕事の結果が数値化される

残念なところ

・一か月に書かないといけないノルマがある

番外編 予備校のチューター(面接落ち)

僕は一年の夏休みからアルバイトを始めましたが、本来なら入学と同時にアルバイトを始める予定でした。というのも、僕は大学受験に予備校に通っており、北大に受かった際はその予備校の北海道支部でのアルバイトを紹介されていました。

4月になって北海道に住み始めると、僕はすぐにその塾へおもむき、面接を受けました。系列の斡旋ということもあってか、札幌のかなり大規模な校舎の塾長が僕の面接官でした。

面接では簡単な質問をされた後、「塾講師というのはどういう仕事だと思うか」とそれアルバイトにも聞くのかよってくらい深い質問をされました。僕はそれにどう答えたのか忘れましたが、どうやら塾長はその回答を気に入ってくれたのか、かなり話が盛り上がりました。

「北海道は全国的に見ても学力が低い。全体的な学力の向上を図るには予備校の力が必要だ。北海道の教育は○○(面接を受けた大手予備校)が変えていく必要がある…」塾長は自身の考えを滔々と述べた後、最後には握手を求めてきました。「受かったな…」塾長の手を握り返し、滞りなく面接を終えた僕は、その時そう確信していました。

しかし、僕の元に届いた知らせは不採用通知でした。「なぜ…」通知を受け取った時、僕は新入生の健康診断を受けていたのですが、本当に崩れ落ちそうな気分になりました。初めてのバイトで、初めての面接で、落とされる。しかも同じ系列からの紹介というバフがかかっていて、塾長とは握手までしたのに…。

当然、かなりの精神的ダメージを喰らいました。そのショックから、夏休みに入るまでの4か月間、僕はバイトを探そうという気になれなかったのでした。(責任転嫁)

まとめ

以上、文系北大生のアルバイト遍歴13選でした。北海道は東京に比べてバイトの種類は少ないですが、これからもいろんな種類のバイトを経験してみたいです。

おまけ やったことはないけどやりたいアルバイト

・宅配

車の運転が楽しいことに最近気づいたので。あと友達がマックのデリバリーやってて楽しそうということもあります。

・引っ越し

きついけど体力がつきそうなバイト。部活のために体を鍛えたい。

・リゾートバイト

部活があるせいでなかなかまとまった時間が取れないため今は難しいが、部活を引退したら一度はやりたい。

・治験

20歳になったのでやってみたい。稼げるお金の量がヤバい。稼いで海外旅行に行きたい。(主に東南アジア)

・コンビニ

やってる人が多いから、話のネタとして。

・ショップ店員

服屋、特にGUの店員をやりたい。GUの服が好きでマジで一年を通じてGUの服しか来てない。実家GUかってくらい家にGUのパーカーがある(4色)。GUに魂を売っているので、その体(労働力)もGUに捧げることによってGUとの一体化を図りたい。

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